当初予算、否決されたらどうなる?~飯能市緊急財政対策で考える2~
1月17日から始まった「飯能市緊急財政対策の取組に関する説明会」。
全15回の開催中、9回参加してきました。
前半1時間は財務部長による飯能市の財政状況や対策の経緯について。
後半1時間は市民の方々からの質疑応答です。
どこの会場も100名以上の方が参加しており、関心の高さがわかります。
新井市長の公約だった「市民との対話重視の市政」どころか「市民を置き去りにした」今回の緊急財政対策プラン。
説明会の回が重なるごとに、見直しシートもスライド資料の内容も更新されていました。
事業の見直しも、声が強く上がったものは休止から継続へ。その間わずか数週間。
こんなに簡単にコロコロと事務事業予算って変えられるのか!?
かなり驚きです。
下の棒グラフは市民の指摘で更新されたもの。
確かに今は4億以上ありますよね?

そして、説明会では議会前にも関わらず
「令和8年度予算はもう決まったことですので、どうかご協力を!」と市長は市民へお願い。
これは議会軽視では?(議員を選挙で選んだ)市民軽視ではないのか??
とても不思議です。
市民感覚でいえば、今回のような横暴な予算案は【白紙撤回】でしょう。
でも、先輩市議や市役所の人たちは「予算が否決されたら大変なことになる!」と口々に言います。
本当にそうでしょうか?
11月から急に大ナタを振られ、様々な事務事業(市民サービス)を休廃止にされた市民のほうが、
よほど「大変なこと」になっています。飯能市の将来を真剣に憂いています。
では当初予算、否決された場合は一体どうなるのでしょうか?
AIに訊いてみました。
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自治体の当初予算が否決されると、4月からの新年度に行政機能が停止しないよう、必要最低限の経費(人件費や義務的な支出)のみをカバーする「暫定予算」が編成・可決されることが一般的です。その後、修正予算案の再提出や、臨時議会での再審議が行われ、通常予算の成立を目指します。
主な影響と対応は以下の通りです。
【暫定予算の編成】新年度開始時(4月1日)に予算がない状況を避けるため、1〜3ヶ月程度の期間に限定した暫定予算が組まれます。
【事業の制限】新しく始める新規事業や公共事業などの予算はストップし、既存のサービスや必要最低限の経費のみが執行されます。
【再審議と再提出】否決された原因となった事業を見直した修正予算案や、暫定予算を再提出し、4月以降の議会で審議します。
【行政の混乱】手続きが煩雑になり、職員の負担が増大するほか、市民生活に影響が及ぶ可能性があります。
引用元はこちらのようです。
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全国各地の自治体では、当初予算の「否決」は珍しくありません。
例えば、過剰な箱物行政などに議会(=市民)が「ノー」を
突きつけているようなパターンが多いです。
ところが今回の飯能市の場合は、当初予算を削るのではなく、削った事務事業をある程度戻し、その分は【4億円から約14億円まで積み上がった財政調整基金(市の貯金箱)】から予算を持ってくること。
そう、今まで市役所が長年やってきたことですね。
単純に考えれば、4月から市民が被る様々な被害よりも、まだマシではと思います。
もちろん、市役所は大変でしょうが、それは「お仕事」ですので、頑張りましょう。
脚注:サムネイル及び文中画像は「飯能市緊急財政対策の取組みに関する説明会」配布&スライド資料より

